アトピー性皮膚炎

  • HOME>
  • アトピー性皮膚炎

かゆみや湿疹を繰り返すときは、肌の状態を一緒に整えていきましょう

赤ちゃんのほっぺが赤い、肘や膝の裏をよくかいている、保湿をしても湿疹がなかなか落ち着かない。そんな肌の症状が続くと、「アトピーなのかな」「薬を使い続けても大丈夫かな」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
アトピー性皮膚炎は、かゆみのある湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。皮膚のバリア機能が弱くなり、乾燥や汗、ほこり、衣類の刺激、アレルギー体質などが関わって症状が出やすくなります。乳幼児期に始まることが多いですが、成長してからも症状が続く方や、大人になってから湿疹に悩む方もいます。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が弱くなり、外からの刺激を受けやすい状態になることで、炎症とかゆみを繰り返す病気です。皮膚のバリア機能は、体の水分を保ち、ほこり、汗、乾燥、アレルゲンなどの刺激から肌を守る役割をしています。この働きが弱くなると、肌の水分が逃げやすくなり、乾燥しやすくなります。さらに外からの刺激が入りやすくなり、赤みや湿疹、かゆみにつながります。
かゆみが強いと、無意識にかいてしまい、皮膚が傷つきます。傷ついた皮膚はさらに刺激を受けやすくなり、炎症が続きやすくなります。この「かゆいからかく、かくことで悪化する」という流れが、症状を長引かせる原因の一つです。治療では、炎症を抑えることと、保湿などで皮膚のバリア機能を守ることの両方が大切です。

年齢によって症状が出やすい場所が変わります

アトピー性皮膚炎は、年齢によって湿疹が出やすい場所が変わることがあります。赤ちゃんでは顔や頭、体に出やすく、幼児期以降は首、肘の内側、膝の裏、手首、足首などに症状が出ることがあります。左右の同じような場所に湿疹が出ることも、アトピー性皮膚炎を考える目安になります。

このようなお悩みはありませんか

次のような症状がある場合は、お早めにご相談ください。

お子様の肌で気になる症状

  • かゆみのある湿疹を繰り返している
  • ほっぺや体の赤み、かさつきが続いている
  • 肘、手首、足首、膝の裏をよくかいている
  • 夜中にかゆがって眠りが浅い
  • かき壊しやじくじくした湿疹がある
  • 保湿をしても湿疹が落ち着かない
  • 家族に喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎がある
  • ステロイド外用薬を使うことに不安がある

赤ちゃんや小さなお子様は、かゆみを言葉で伝えられないことがあります。眠りが浅い、機嫌が悪い、服や布団に肌をこすりつけるといった様子も、かゆみのサインになることがあります。

大人の方の肌で気になる症状

  • かゆみや湿疹を繰り返している
  • 首、顔、手、肘、膝の裏などに湿疹が続いている
  • 肌の乾燥やかさつきが強い
  • かき壊しで皮膚が厚くなっている
  • 仕事中や就寝中にかゆみが気になる
  • 市販薬を使っても良くなったり悪くなったりする
  • 薬をやめると症状が戻る
  • 肌の状態をどこまで治療すればよいか分からない

大人の方は、長く続く湿疹やかゆみを「いつものこと」と我慢してしまうことがあります。かゆみは睡眠や集中力にも影響します。長く続く症状は、肌だけでなく毎日の過ごしやすさにも関わるため、早めに状態を確認することが大切です。

診断について

診断について

アトピー性皮膚炎の診断では、湿疹の出ている場所、かゆみの有無、症状が続いている期間、良くなったり悪くなったりを繰り返しているかを確認します。ご本人やご家族のアレルギー歴、肌の乾燥しやすさ、生活環境、これまで使ってきた薬やスキンケアについても伺います。必要に応じてアレルギー検査を行うこともありますが、検査結果だけでアトピー性皮膚炎を判断するわけではありません。肌の状態とこれまでの経過を合わせて確認し、今の症状に合った治療につなげます。

治療について

アトピー性皮膚炎の治療では、肌を清潔に保ち、保湿でバリア機能を支えながら、炎症がある部分には外用薬を使います。乾燥が中心の部分には保湿剤を使い、赤みやかゆみが強い部分には、症状に合わせてステロイド外用薬などを使用します。
ステロイド外用薬に不安を感じる方も少なくありませんが、大切なのは必要な強さの薬を、必要な期間、適切な量で使うことです。症状が強い時期に薄く少しだけ塗っても、炎症が十分に落ち着かず、かえって治療が長引くことがあります。肌の状態に合わせて使い方を確認しながら、落ち着いた状態を保てるようにしていきます。

良くなった後も、肌を守るケアが大切です

湿疹が良くなると、すぐに薬や保湿をやめたくなることがあります。しかし、見た目が落ち着いていても、肌が乾燥しやすい状態は続いていることがあります。再び悪化しにくい肌を目指すためには、症状が落ち着いた後も保湿を続け、必要に応じて外用薬の回数を調整していくことが大切です。

日常生活で気をつけたいこと

肌への刺激を減らし、毎日のケアを続けましょう

アトピー性皮膚炎では、薬だけでなく日常生活での肌の守り方も大切です。すべてを完璧にしようとすると負担になるため、続けやすいことから整えていきましょう。

  • 入浴やシャワーで汗や汚れをやさしく落とす
  • 洗浄料はよく泡立て、こすりすぎない
  • 入浴後は早めに保湿する
  • 爪を短く整え、かき壊しを防ぐ
  • 汗をかいたら、できる範囲で洗い流すか拭き取る
  • 肌に当たる衣類は刺激の少ないものを選ぶ
  • ほこりやダニがたまりにくいよう寝具を清潔に保つ
  • かゆみが強いときは我慢せず相談する

毎日のスキンケアは、続けることが何より大切です。ご家庭で無理なくできる方法を一緒に考えながら、肌の状態を整えていきます。

京都市西京区・桂駅周辺でアトピー性皮膚炎のご相談は小児科・アレルギー科かわむらクリニックへ

京都市西京区・桂駅周辺でアトピー性皮膚炎のご相談は小児科・アレルギー科かわむらクリニックへ

阪急桂駅直結の小児科・アレルギー科かわむらクリニックでは、赤ちゃんから大人まで、アトピー性皮膚炎や繰り返す湿疹、長引くかゆみのご相談に対応しています。お子様の肌荒れ、夜中のかゆみ、大人の湿疹や乾燥など、気になる症状がある方はご相談ください。

 テキストダミーテキストダミー

執筆者
医療法人青仁会小児科・アレルギー科かわむらクリニック

川村孝治(かわむらこうじ)Koji Kawamura

  • 2009年3月兵庫医科大学医学部医学科 卒業
  • 2009年4月恩賜財団大阪府済生会泉尾病院
  • 2011年4月市立伊丹病院
  • 2013年4月大阪大学医学部附属病院
  • 2014年4月市立伊丹病院 アレルギー外来を担当
  • 2023年8月医療法人青仁会小児科・アレルギー科 かわむらクリニック 開設

資格・所属学会

【資格】

  • 日本小児科学会 専門医
  • 日本アレルギー学会 専門医
  • エピペン処方医
  • ネフィー処方医
  • 舌下免疫療法 受講修了医師

【所属学会】

  • 日本小児科学会
  • 日本アレルギー学会
  • 日本小児アレルギー学会
  • 日本小児臨床アレルギー学会
  • 食物アレルギー研究会

WEB予約
はこちら

WEB問診
はこちら

075-383-
4005

アレルギーセルフチェックはこちら