なぜ大人になってからアレルギーが発症するのか

  • HOME>
  • なぜ大人になってからアレルギーが発症するのか

アレルギーは、急に症状が出ることがあります

アレルギーは、急に症状が出ることがあります

「子どもの頃はアレルギーがなかったのに、大人になってから花粉症になった」「今まで食べられていたものを食べた後に、じんましんが出た」「風邪の後から咳が長引きやすくなった」。このような変化に戸惑う方は少なくありません。
アレルギーは子どもだけの病気ではなく、大人になってから症状が出ることもあります。花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、食物アレルギー、じんましん、皮膚のかゆみなど、症状の出方は人によってさまざまです。
大人になってから症状が出ると、「体質が急に変わったのかな」「何を避ければいいのかな」と不安になることがあります。原因をすぐに決めつけるのではなく、症状が出たタイミングや生活の変化を確認しながら考えていくことが大切です。

大人になってからアレルギーが出る理由

アレルギーは、体の免疫が特定のものに過敏に反応することで起こります。子どもの頃に症状がなかった方でも、花粉、ダニ、ハウスダスト、食べ物、薬、仕事で触れるものなどに長く触れる中で、体が反応しやすくなることがあります。
また、睡眠不足、疲れ、ストレス、感染症、ホルモンバランス、生活環境の変化などが重なることで、これまで目立たなかった症状が出てくる場合もあります。引っ越し、転職、ペットとの生活、住まいの環境、食生活の変化などがきっかけになることもあります。
「急に発症した」と感じる場合でも、体の中では少しずつ反応しやすい状態ができていた可能性があります。症状が出た背景を一つずつ整理することで、対策や治療を考えやすくなります。

代表的な大人のアレルギー症状

大人が急に発症するアレルギー症状には、以下のようなものがあります。

花粉症、アレルギー性鼻炎

花粉症、アレルギー性鼻炎

大人になってから花粉症やアレルギー性鼻炎を発症する方は多くいます。毎年同じ時期に、くしゃみ、透明な鼻水、鼻づまり、目のかゆみが出る場合は、花粉が関係していることがあります。
ダニやハウスダストが原因の場合は、季節に関係なく症状が続くことがあります。朝方にくしゃみや鼻水が強い、掃除中に症状が出る、寝具に触れた後に鼻づまりが気になるといった場合も、アレルギー性鼻炎を考えるきっかけになります。

大人の気管支喘息

大人になってから喘息の症状が出ることもあります。咳が長引く、夜間や明け方に咳が出る、運動や階段の後に息苦しくなる、風邪をひくたびに咳だけが残る場合は、気管支喘息が関係していることがあります。
成人喘息では、花粉やダニなどのアレルゲンが関係する場合もあれば、アレルギー以外の刺激が関係する場合もあります。冷たい空気、たばこの煙、強いにおい、気温差、感染症、疲れなどで咳が出やすくなることもあります。咳が続く場合は、風邪だけと考えず、お早めにご相談ください。

大人の食物アレルギー

食物アレルギーは子どもに多いイメージがありますが、大人になってから食べ物で症状が出ることもあります。これまで食べられていたものでも、食後にじんましん、かゆみ、のどの違和感、咳、腹痛、嘔吐などが出る場合があります。
大人の食物アレルギーでは、花粉症と関係して果物や野菜で口やのどに違和感が出るタイプや、食後の運動が重なることで症状が出るタイプもあります。自己判断で食べ物を広く避けてしまうと、食事の負担が大きくなるため、症状が出た状況を整理して相談することが大切です。

じんましん、皮膚のかゆみ

大人の方では、じんましんや皮膚のかゆみを繰り返すこともあります。食べ物や薬、体調不良、疲れ、ストレス、温度差、汗、圧迫などが関係することがありますが、原因がはっきり分からないこともあります。
皮膚が急に赤く盛り上がる、出たり消えたりする、夜になるとかゆみが強くなる、薬を飲むと落ち着くがやめるとまた出るといった場合は、症状の経過を確認しながら治療を考えます。

大人のアレルギーで気づきやすいサイン

大人のアレルギーは、仕事や家事、育児などで忙しく、症状を我慢してしまうことがあります。次のような症状が続く場合は、アレルギーが関係している可能性があります。

  • 毎年同じ季節に鼻水やくしゃみが出る
  • 目のかゆみや充血を繰り返す
  • 咳が長引く、夜や明け方に咳が出る
  • 風邪の後に咳だけが残りやすい
  • 食後にじんましんやのどの違和感が出る
  • 食後に運動したときだけ症状が出る
  • 皮膚のかゆみやじんましんを繰り返す
  • 特定の職場環境や生活環境で症状が出る

症状が軽く見えても、睡眠や集中力に影響している場合があります。「いつものこと」と思っている症状でも、続いている場合はご相談ください。

検査だけでなく、症状の経過が大切です

大人のアレルギーを考えるときは、検査結果だけで判断するのではなく、実際にどのような症状が、どの場面で、どのくらいの時間で出たのかを確認することが大切です。
特に食物アレルギーでは、検査で陽性でも食べられる場合があり、反対に検査で陰性でも症状が出る場合があります。そのため、症状が出たときの状況を詳しく確認し、必要な検査を選ぶことが大切です。
受診時には、次の内容を分かる範囲でお伝えください。

  • 症状が出た日時
  • 症状が出た場面
  • 食べたものや飲んだもの
  • 薬を使った場合は薬の名前
  • 症状が出るまでの時間
  • 症状がどのくらい続いたか
  • 運動、入浴、飲酒、体調不良との関係
  • 症状が出たときの写真

写真やメモがあると、受診時に症状を確認しやすくなります。原因が分からない場合でも、情報を整理することで、症状との関係が見えてくることがあります。

必要以上に避けすぎないことも大切です

大人になってからアレルギー症状が出ると、「原因かもしれないものを全部避けた方がいいのでは」と不安になることがあります。しかし、自己判断で食べ物や生活環境を大きく制限すると、かえって負担が大きくなることがあります。
大切なのは、症状と関係がありそうなものを整理し、避けるべきものと、過度に避けなくてもよいものを分けて考えることです。検査や診察を通して、必要な対策を確認していきましょう。

京都市西京区・桂駅周辺で大人のアレルギーのご相談は小児科・アレルギー科かわむらクリニックへ

京都市西京区・桂駅周辺で大人のアレルギーのご相談は小児科・アレルギー科かわむらクリニックへ

阪急桂駅直結の小児科・アレルギー科かわむらクリニックでは、赤ちゃんから大人まで、アレルギーに関するご相談に対応しています。大人になってから出てきた花粉症、鼻炎、長引く咳、食後のじんましん、皮膚のかゆみなど、気になる症状がある方はご相談ください。

 テキストダミーテキストダミー

執筆者
医療法人青仁会小児科・アレルギー科かわむらクリニック

川村孝治(かわむらこうじ)Koji Kawamura

  • 2009年3月兵庫医科大学医学部医学科 卒業
  • 2009年4月恩賜財団大阪府済生会泉尾病院
  • 2011年4月市立伊丹病院
  • 2013年4月大阪大学医学部附属病院
  • 2014年4月市立伊丹病院 アレルギー外来を担当
  • 2023年8月医療法人青仁会小児科・アレルギー科 かわむらクリニック 開設

資格・所属学会

【資格】

  • 日本小児科学会 専門医
  • 日本アレルギー学会 専門医
  • エピペン処方医
  • ネフィー処方医
  • 舌下免疫療法 受講修了医師

【所属学会】

  • 日本小児科学会
  • 日本アレルギー学会
  • 日本小児アレルギー学会
  • 日本小児臨床アレルギー学会
  • 食物アレルギー研究会

WEB予約
はこちら

WEB問診
はこちら

075-383-
4005

アレルギーセルフチェックはこちら